コラム
製造現場で役立つ最新の情報をお伝えします。
2019/07/09
働き方改革って何よ?
皆さん、こんにちは。
いつもシマッターを応援いただきありがとうございます!
皆さんの会社も取り組んでいますか? 働き方改革
今流行ってますよね!
詳しくは、厚生労働省のWEBに概要がありあす↓
https://www.mhlw.go.jp/content/000474499.pdf
ざっくり簡単に言うと、
■労働時間法制の見直し
「働き過ぎ」を防ぎながら、
「ワーク・ライフ・バランス」と 「多様で柔軟な働き方」を実現すること。
■雇用形態に関わらない公正な待遇の確保
雇用形態にかかわらず、
同じ仕事なら同じお給料がもらえるようにすること。
なんだかワクワクしませんね。
魅力的な職場環境をつくることを目指しているようですが
魅力的な職場環境ってなんですの?
・早く帰れること
・お金をいっぱいもらえること
・仕事だけじゃなく、プライベートも充実すること
こんな感じでしょうか?
でもそれだけではないですよね!
1日の中でも仕事をしている時間が圧倒的に長いんです。
『仕事をしている時間がめっちゃ苦痛』とか
『やってもやっても仕事が終わらな~い』という未完了感とか
『全部の仕事が短納期じゃん!』という現実とか
気づけば『誰も助けてくれない孤独感 … _| ̄|○ ガクッ 』とか
ハァ~ ため息でちゃう
※注意:私は割と仕事大好きです…愚痴ではありません!(笑)
よく、「働き方改革やるぞ!」という掛け声のもと
生産性を向上させるぞ!という目標を掲げていますが…
それは取り組み方が間違っていると思うんです。
働き方改革で時短や残業ゼロなど、
それは“手段”(どうやって実現するか)の1つであって、
生産性向上は“結果”に過ぎない。
残業ゼロ!でも現実周りの働く人を見ていると
家に仕事を持ち帰ったり、土日に休出したり、
見せかけの取組みではしわ寄せがいってしまいますね。
これを続けることは不可能だし、苦しくなって破たんしてしまいます。
じゃぁ、何が問題なのか。
本質的な課題に取り組めていないことが問題です。
何のために働き方改革をするのでしょうか?
組織で取り組む目的を
はっきり共有してからスタートするといいですよ。
組織でどんな問題を解決したいのか?例えば、
・やり方の問題(プロセスや手順、工程間の滞留など)
・人間関係の問題(情報流通しないまたは速度が遅い、協力しない)
・通常とイレギュラーの対応(不具合対応で仕事がとまる)
・リソースの問題(人工、スケジュールなど)
こういう問題を解決しようとプロジェクトを立ち上げると
一瞬負荷は高くなるかもしれません。
通常業務の他に、こういったプロジェクトをやるというのは大変ですよね。
でもプロジェクトは有期性があって(期限が限られている)、
これを達成できた後に、生産性向上するという結果がついてくるのだと思います。
シマッターも皆さんの働き方改革を応援しています!
現場の不具合対応のプロセス改善をしてみませんか?
ぜひ、ご活用くださいませ!
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